未来が見えない時に。
未来から逆算する時に、イメージする順番は
Be 、Do 、Have
だといいます。
いくら考えてもイメージできず、、といって満足しているわけでもありません。
「Be」なにもしない
Twitterで「なにもしない」を公言して、桜の花見の席取りやひとりではできないけれど近しい誰かとできないことの実現をサポートしている人がドラマ化されていていて、「あり」なんだと気づかされます。
人間関係の煩わしさを取っ払って、存在価値に特化しています。
なにもしたくないからといって、自分に出来るかというと、わかりません。
たくさんの執着があるからです。
・良く思われたい、役に立ちたい
・次につながるものにしたい
とか。
厄介です。
今目に見える景色は、自分の描いていた未来なのだとして、認めることができないのは、沢山の雑音が聞こえてくるからかもしれません。
雑音が聞こえるたびに、振り払うように、テレビの音声をつけたり、お酒とお菓子に逃げます。
どうしたら、雑音を手放せるだろう…。
苔むした庭、物が散乱する部屋、過去の遺物が思考を曇らせます。
かたずけるかな。
子供たちが断捨離をする番組をみていて、なるほどと思ったのは、二段ベッドからシングルベッドに変えたい女の子のリクエストにこたえたアドバイスでした。
クローゼットを開き、「ここを白い画用紙だと思ってごらん」から始まり、相手の顔を見ながら、場所を絞っていき、物を減らすように伝え、スッキリしたかを尋ねていきます。
場所を少しずつずらして物を減らしていき、荷物や洋服そしてお気に入りが収まったクローゼットに変化していくと、シングルベッドがおけるスペースができ、女の子の顔は明るくなっていました。
はたまた、ハワイへの憧れから大工になり家を作った男性は平家と倍の敷地の庭で家族で遊んだりひとりの趣味のスペースを手に入れ、笑顔でした。
庭を見ることなく、窓も扉を開けることなく、電気をつけて住うのが実現した理想なのか、と見回します。
白い画用紙をイメージしながら、一箇所片付け、庭の苔を削り取って、窓を開けてみます。
突然何かが変わるわけではないのでしょうが、アロマオイルを落とした重曹水で拭き掃除をすると少し気分が変わりました。